2017年8月25日~27日、世界最大のアニメソングの祭典「Animelo Summer Live(アニメロサマーライブ:通称「アニサマ」) 2017 -THE CARD-」がさいたまスーパーアリーナにて開催された。今年のオープニングは「ようこそジャパリパークへ」で決まりかな……と思っていた人も多いのではないだろうか。それぐらい2017年を席巻した「けものフレンズ」旋風は圧倒的だった。
だがそんな時こそ、期待をさらに超えていくような“カード”を切ってくるのが「アニサマ」というイベントだ。
2017年のアニサマ3日間の始まりを告げたのは、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンディングテーマ「ハレ晴レユカイ」だった。歌うのは涼宮ハルヒ役の平野綾さん、長門有希役の茅原実里さん、朝比奈みくる役の後藤邑子さんのオリジナルメンバー3人だ。SOS団の3人娘がアニサマのステージに揃ったのは11年前、まだアニサマが日本武道館で開催されていた時以来となる。
5年、いや3年前のアニメが歴史の中のできごととして語られるほどサイクルが早い時代において、2006年に放送されたアニメは追憶の彼方、若い世代にとっては伝説の中の存在だろう。
だがそんな刻の隔たりを一瞬で「0」にできるのが、アニソンが持つ魔力だ。マエストロ・神前暁さんが手がけた「ハレ晴レユカイ」の印象的なイントロは一度でも聴いたら忘れず、そしてアニメソングを愛するファンならおそらく一度は聴いたことがあるであろう旋律だろう。
かつて少女だった平野綾さんは金のベリーショート姿で、表現者としてのオーラをまばゆいほどにまとう。今や彼女は「レ・ミゼラブル」ほか多くの舞台に立つ演劇界のスターだ。
茅原実里さんは、前回SOS団がアニサマに立ってからの11年を、トップアーティストとして駆け抜けてきた。「純白サンクチュアリー」にはじまった今の茅原さんのアーティストとしての針路を定めたのが長門有希として歌った「雪、無音、窓辺にて。」だとすれば、アーティストとしての彼女の原点に戻ってきたともいえるだろう。
しかしかつてのSOS団のファンにとって一番の驚きだったのは、そこで後藤邑子さんが歌い踊っている姿だったに違いない。彼女が持病とつきあいながら、自分のペースで声優活動を続けてきたことはファンには周知のことだからだ。それだけに、後藤さんも含めた3人が一緒に、キラキラしながらキレのあるダンスを見せる姿は胸を打った。
アニメと同じラストショットをキメポーズで再現した3人は、深く互いの肩を抱きながら超満員の客席に一礼した。
そんな夢の光景を見ることができたのは、11年前から止まることなく、夏の終わりのアニメソングの祭典として場を守り続けてきたアニサマという場があればこそだろう。数年前にアニサマの発表会で茅原が口にした「いつかもう一度SOS団で一緒に」の夢がついに果たされた瞬間だった。。。。。。
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Source:アキバ総研
2017年夏スタートの新作TVアニメを中間レビュー。「ヒーロー文庫」の人気小説が原作の「異世界食堂」、ギャンブル学園の駆け引きを描いた「賭ケグルイ」、高校生たちの甘酸っぱい青春が詰まった「徒然チルドレン」、社交ダンスがテーマの「ボールルームへようこそ」、謎解きショートアニメ「カイトアンサ」をラインアップしました
異世界食堂
7日に1度だけ異世界に繋がる現代日本の食堂「洋食のねこや」を舞台としたファンタジーアニメ。エピソードごとに異なる料理が登場し、店を訪れた異世界の住人によるユニークな“食レポ”を楽しめる。だがそのお客たちの舌がどうも信頼できないのだ。異世界の文明はどう見ても中世レベルなので、「品種改良された食材を食べたことがないだけでは?」と疑ってしまう。「ねこや」のメニューだけでなく、市販品の粉チーズや調味料まで絶賛していることからも、その疑惑は深まっていく。
さらに客たちはお気に入りのメニュー以外は注文しないという頑迷さを持ち、自信満々で料理にまつわる蘊蓄(うんちく)を垂れ、ほかの客にケンカをふっかける始末。舌どころか人間性まで最悪だ。こんな奴ら早く追い出しちまえと思った瞬間、客の姿がTVアニメを見ている自分と重なることに気付く。審美眼は持たず、お気に入りの作品以外は見ず、アニメにまつわる蘊蓄を垂れ、ほかのオタクにケンカをふっかける日々を過ごす。7日に1度だけのオンエアを心待ちにしている点までそっくりだ。自分はこんなに面倒な客だったのかと思わず崩れ落ちる1作。
賭ケグルイ
「ガンガンJOKER」連載の学園賭博漫画が原作。ギャンブルの強さがスクールカーストに直結する私立百花王学園を舞台に、億単位の金が行き交いするハイリスクな勝負が描かれる。本編に登場するギャンブルはジャンケン、神経衰弱、ポーカーなど、誰でも知ってるゲームにアレンジを加えたオリジナルのため、簡単にルールを把握でき、勝負の行方に集中できる。
ギャンブル以上に注目なのは百面相のように変化するキャラクターの表情だ。ポーカーフェイスとは無縁の美少女たちによる顔面バトルが勝負の行方を左右していく。とりわけ主人公の蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)が相手のイカサマを見破って追い詰めていくときの表情は、早見沙織の芝居も相まって異様なほどなまめかしく表現された。人間の三大欲求が詰め込まれたOPアニメも必見の仕上がり。
徒然チルドレン
原作は「週刊少年マガジン」にて連載中の学園4コマ漫画。オムニバス形式のラブコメディで、個性豊かなキャラクターが織りなす青春群像劇を満喫できる。現時点で20名以上の高校生たちが登場しており、小悪魔的な振る舞いで同級生を翻弄する皆川由紀、癖になるウザさを持つ恋愛マスターの香取慎一、女を敵視するオタクでありながら友人の恋愛を応援する本山友道など、誰でもお気に入りキャラが見つかるはずだ。
豪華なキャスト陣も見どころ。皆川役は花澤香菜、香取役は浪川大輔、本山役は保志総一朗が演じており、コミカルなかけ合いを披露している。アニメーション制作はキュートなキャラ描写に定評のあるStudio五組が担当。セクシーな作品を数多く送り出した金子ひらく監督が真っ直ぐな恋愛ものを手がけていることも話題に。
ボールルームへようこそ
「月刊少年マガジン」にて連載中のダンス漫画をアニメ化。進路に悩んでいた中学生の富士田多々良(ふじたたたら)が社交ダンスに魅了され、プロを目指して奮闘する日々を描く。観察眼に秀でている多々良は、師匠の仙石要やライバルの兵藤清春など、すぐれたダンサーの動きを目撃することで才能を開花させていく。
OPやEDでダンスを描いた作品はよく見られるが、ダンスそのものを題材にしたアニメは珍しい。リアルな頭身のキャラクターとなればなおさらだ。本編ではときに荒々しい描線を残したり、首回りの筋肉を力強く描いたりすることで、印象的なダンスシーンを実現した。ダンスを踊っているときの自信満々な表情からも目が離せなくなる。
カイトアンサ
東京の立川市を愛する熱血漢・阿園魁斗(かいと)と親友・有進杏茶(あんさ)が、悪の組織・Qバスターズから街の平和を守るショートアニメ。2016年に放送された「ナゾトキネ」の流れを汲むシリーズで、毎回さまざまな謎解きクイズが出題される。「ナゾトキネ」では出題と解答でエピソードを分けていたが、「カイトアンサ」では1話に詰め込み、詳細な解説を省くことでスピーディーな展開を実現。「立川消滅まであと5時間」というキャッチコピーにふさわしい疾走感を味わえる。
解説が減って謎解き要素が薄れたのかといえばむしろ逆。敵の使者・16臣封のメンバーはどこかで見たようなキャラクターたちばかりで、パロディの引用元を推理するという新たな楽しみが生まれている。さらにマスコットキャラをプロレスラーの天龍源一郎が演じていたり、OPアニメではチョーがハイテンションなナレーションを披露していたりと、作品にまつわる謎は増加傾向にある。
(C) 犬塚惇平・主婦の友社/「異世界食堂」製作委員会
(C) 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会
(C) 若林稔弥・講談社/徒然チルドレン製作委員会
(C) 竹内友・講談社/小笠原ダンススタジオ
(C) 福士直也/天狗工房・カイトアンサ製作委員会
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3.『訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)』がついに決定!!
2016年7月より全世界の日本アニメファンを対象に行なった
アニメ聖地Web投票の結果をベースにコンテンツホルダー、
対象となる地域の自治体等と一般社団法人アニメツーリズム協会が協議を重ね、
このたび『訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)』が決定いたしました。
決定に関するプレスリリースならびに
聖地に選定された作品および自治体については、
以下の資料をご覧ください。
詳しくは ポチっとな!!
TitleSource: FM NACK5
フジテレビ系人気アニメ『ドラゴンボール超』(毎週日曜 前9:00~9:30)と『ワンピース』(毎週日曜 前9:30~10:00)の特別コラボレーション企画として、『ドラゴンボール超』の主人公・孫悟空と『ワンピース』の主人公・モンキー・D・ルフィの2人が並び立つ「ジャンプ2大ヒーロービジュアル」が公開された。同時に「秋の2週連続1時間スペシャル」の放送も発表された。
公開されたビジュアルは、初の絵画タッチ。未知なる頂を見上げる2人の姿は、2作品が共通して持つ大きなテーマである「冒険とワクワク」感を表現している。このビジュアルのパノラマバージョンが、東京・西武新宿駅ホーム・西武池袋駅ホームに28日から1週間掲出される。
「秋の2週連続1時間スペシャル」は、10月1日に『ワンピース』、翌週8日に『ドラゴンボール超』の1時間スペシャル(前9:00~10:00)を放送。
■『ドラゴンボール超』プロデューサー・櫻田博之(東映アニメーション)
全宇宙の命運をかけた、史上最強の“力の大会”がおこなわれている『ドラゴンボール超』。10月からいよいよ、最強の敵ジレンと、悟空が遂に直接対決をする最大の山場に突入。ここからはまさに、悟空たちの大バトルとクライマックスの連続となります。その幕開けに、なんと10月8日に『ドラゴンボール超』“秋の1時間スペシャル”をお送りします。いまだかつてない驚きの展開が待っていますので、楽しみにしていてください。そして、この超クライマックス展開でパワーアップする『ドラゴンボール超』と原作20周年記念で盛り上がる『ワンピース』、日曜朝の2大アニメのコラボがついに実現しました。悟空とルフィが共に冒険をしているかのような、2大アニメを象徴する夢のビジュアルです!
■『ワンピース』企画・小山弘起(東映アニメーション)
ONE PIECE海外ドラマ化決定など、原作20周年が大きな盛り上がりを見せる中、アニメ・ワンピースも負けじとガンガン盛り上げていきます。そのスタートを飾るのは、新しいタッチに挑戦したコラボビジュアル。大人から子どもまで、本当に長きにわたり、たくさんの方に愛していただいているこの2作品がずっと大切にしている“冒険”、“ワクワク”をテーマに、一致団結しこん身のビジュアルを仕上げました(新宿・池袋のパノラマバージョンにはちょっとした遊びを入れ込みましたので、そちらもお見逃しなく)。改めて、心動かすワクワクする冒険をしっかりと描いていけるようにスタッフ一同まい進して参りますので、この秋からの展開に、ぜひご期待ください。秋の1時間スペシャルの内容もお楽しみに!
『ワンピース』×『ドラゴンボール超』特別コラボ企画「ジャンプ2大ヒーロービジュアル」公開(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
くわしくは(´艸`*) → 読んでみて★