アイリスアウトというトランジションの手法があります。元を辿れば無声映画の時代まで遡る昔ながらの手法です!
ということで、今回はこの「アイリスアウト」について勉強したことをまとめていきます!
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改めて、アイリスアウトというのは映像トランジションの一種です。画面の端っこから円形に映像が暗くなっていって、最後に真っ暗になるようなトランジションです。
対をなす言葉として、アイリスインというものもあります。こちらは逆に、暗い画面の一点から徐々に円状に明るい部分が広がって行き、全体像が見えるようになるトランジションのことです。
実は、カメラの絞りのことを「アイリス(iris)」といいます。
カメラの中に入ってくる光の量を調整する役割を果たすのが絞りですが、この絞り、こんな感じで絞っていくと丸い穴が小さくなります。確かにこれを見ると、アイリスアウトやアイリスインといったトランジションの名前に「アイリス」の文字が入るのに納得できる気がします。
有名どころで言えば『キテレツ大百科』のエンディングではいつも、このトランジションが使われていたそうです。
例えばキテレツ大百科では、だいたい「とほほ」な感じのオチでこのアイリスアウトを使い、実際にコロ助にとほほなひとことを言わせてエンディングという流れが多かったようです。また、一度アイリスアウトしてから、アイリスインでコロ助だけが登場して、最後にひと言を言うなんて場面もあったそうですよ!