Toon Boom日本支社は、Toon Boomのソフトウェアと日本のクリエイターたちの関係にフォーカスしたインタビューシリーズ『Toon Boom Interview Files』の連載をスタートします。第1弾となる今回は、2022年春にTOKYO MX、BS11で放送されたTVアニメ『ヒーラー・ガール』の原案・監督を務めた入江泰浩氏のインタビューをお届けします。 入江氏が、「今作の肝であるミュージカルシーンの実現に大いに役立った」と語るように、彼の制作に欠かせないツールだった絵コンテソフトStoryboard Pro。本記事では『ヒーラー・ガール』の事例からStoryboard Proの可能性についてお聞きしました。 続きを読む »
アイリスアウトとは何?昭和の時代からアニメで使われている、鉄板手法を説明します!
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2018年9月26日 —
〜によって
とも
アイリスアウトというトランジションの手法があります。元を辿れば無声映画の時代まで遡る昔ながらの手法です!
ということで、今回はこの「アイリスアウト」について勉強したことをまとめていきます!
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アイリスアウト・アイリスインとは?
改めて、アイリスアウトというのは映像トランジションの一種です。画面の端っこから円形に映像が暗くなっていって、最後に真っ暗になるようなトランジションです。
対をなす言葉として、アイリスインというものもあります。こちらは逆に、暗い画面の一点から徐々に円状に明るい部分が広がって行き、全体像が見えるようになるトランジションのことです。
実は、カメラの絞りのことを「アイリス(iris)」といいます。
カメラの中に入ってくる光の量を調整する役割を果たすのが絞りですが、この絞り、こんな感じで絞っていくと丸い穴が小さくなります。確かにこれを見ると、アイリスアウトやアイリスインといったトランジションの名前に「アイリス」の文字が入るのに納得できる気がします。
つまりは、キテレツのエンディングで使われるあれ!
有名どころで言えば『キテレツ大百科』のエンディングではいつも、このトランジションが使われていたそうです。
例えばキテレツ大百科では、だいたい「とほほ」な感じのオチでこのアイリスアウトを使い、実際にコロ助にとほほなひとことを言わせてエンディングという流れが多かったようです。また、一度アイリスアウトしてから、アイリスインでコロ助だけが登場して、最後にひと言を言うなんて場面もあったそうですよ!
今回の振り返り
キテレツ大百科はわたしが子供の頃、何かで見たことがあったな〜、懐かしい!今思い出してみると、確かに最後のシーンのアイリスアウトがいい味出してた気がする!
「キテレツのエンディングのあれ!」と言われたら、なんとなく想像できるところがすごいよね。ある人はアイリスアウトのことを「昭和オチ」なんて言っていたけれど、本当、昔はああいうのが多かったんだよ。
え、あにめって、いくつなの!?
・・・。さてと、勉強勉強!!
あやしい!!!