Toon Boom日本支社は、Toon Boomのソフトウェアと日本のクリエイターたちの関係にフォーカスしたインタビューシリーズ『Toon Boom Interview Files』の連載をスタートします。第1弾となる今回は、2022年春にTOKYO MX、BS11で放送されたTVアニメ『ヒーラー・ガール』の原案・監督を務めた入江泰浩氏のインタビューをお届けします。 入江氏が、「今作の肝であるミュージカルシーンの実現に大いに役立った」と語るように、彼の制作に欠かせないツールだった絵コンテソフトStoryboard Pro。本記事では『ヒーラー・ガール』の事例からStoryboard Proの可能性についてお聞きしました。 続きを読む »
トップアニメーションニュース:スポンジボブ奨学金、ハーモニー15オンラインセミナー等
Tags: Japan ToonBoomJapan
トップアニメーションニュースとは世界のアニメニュースの速報をまとめてお伝えする週間コラムです。このエディションは10月20日から10月27日をカバーしています。
- プリンセスグレース財団がアニメ奨学金を発表
ステファン・ヒレンバーグアニメ奨学金が毎年新人アニメーターに贈られることになる。その奨学金の名前は大ヒットとなった「スポンジ・ボブ」のクリエーターであり、1991年にプリンセスグレース財団賞、2012年に財団が与えた過去の受賞者の中で最も名誉のある人に贈られるステータスアワードを受賞したステファン・ヒレンバーグにちなんでいる。カレンとステファン・ヒレンバーグはこの新しい奨学金を支持して今週発表される最初の受賞者に贈り物を贈る。
「ハリウッドリポーター」でステファン・ハイレンバーグ奨学金についてもっと調べる
- Harmony 15のオンラインセミナーはもう受けましたか?
今週、Toon Boomが最新の革新的な代表的アニメソフト Harmony 15の初のオンラインセミナーを公開した。プロダクトマネジャーのMarc-André Bouvier-Pelletierによって主催され、世界中から多くのファンが最新の画期的な機能を見るべく申し込んでいる。
オンラインセミナーに参加しませんか?まだここ(here)から見られます!
- 初のアニメ「カナダヘリテージミニット」を見よう
カナダ人にとって、コマーシャルの時間に流れるカナダの歴史の鍵となるシーンを映し出す数分間の動画「ヘリテージミニット」はメディア視聴の一部となっている。トロントの中心部にある活気のある街ケンジントンマーケットが88番目の動画の舞台となっている。これは初めてのアニメ版でもある。このカナダのアニメはケンジントンマーケットのある1つのお店の多様なオーナーを通して文化と年代の変遷に焦点が当てられている。
“Global News”でアニメのヘリテージミニットを見る
- ウーマン・イン・アニメーションがダイバーシティーアワードの受賞者を発表
ウォルトディズニーアニメーションスタジオのノラ・トゥミー(カートゥーンサロン共同設立者、「行きのびるために」)と、ジョン・カアーズ(“June: Life Is Better When You Share the Ride”)がウーマン・イン・アニメーション(WIA)の最初のダイバーシティーアワードを受賞した。10月26日バンクーバーで開かれたスパークアニメーションフィルムフェスティバルで授賞式が行われた。「アニメ業界の女性の使命はアニメ業界の変化を反映し、違いを創り出す組織やアーティストに光を当てて祝福すると言うのが本質だと思うのです」と、ウーマン・イン・アニメーションの共同代表のマージ・ディーンは言っている。
“Variety”でウーマン・イン・アニメーションのダイバーシティーアワードについて詳しく見る
5.アニメビデオブロガーのスタイラス・ランブルがHarmony 15を批評
カナダのユーチューブアニメビデオブロガーのトレイシー・ストロング、a.k.a.スタイラス・ランブルがHarmony 15の主な機能を批評した。彼女のエネルギーと熱心さは愛さずにはいられない。彼女の話をもっと学んで情報交換しなければならない。Toon Boomは彼女のHarmony 15における画期的な新しい機能についての考えをストロングに話した。彼女は普段はプロのアニメーターで、一方でアニメビデオブロガーとして活躍している。
Toon Boom blogでスタイラス・ランブルのインタビュー記事全文を読む
- アフリカアニメーションネットワークとToon Boomがコンペティションを立ち上げ
今週、アフリカの10人のアニメーターが南アフリカのDISCOPヨハネスブルグ2017マーケットに集合した。彼らはグランドフィナーレで2つの場所のうちの1つを勝ち取る希望を持って、アフリカアニメーションネットワーク主催の「アニメーション・デュ・コンテスト」のセミファイナルの一環としてプロジェクトに取り組んだ。そこで勝利すると、フランスで開かれるアネシー国際アニメーションフィルムフェスティバル2018に進む。Toon Boomはそのコンペティションをサポートし、Toon Boom短編映画賞を設けており、10月27日に受賞者が発表される。
African Animation Networkで詳細を見る
- Toon Boomが新COEと代理店でヨーロッパへ拡大
Toon Boomはインドやアフリカのような新興市場への進出も噂されているが、未だにヨーロッパ市場の成長に向けて力を注いでいる。世界の最もユビキタスなアニメーションソフトを持つ「センター・オブ・エクセレンス」(Centre of Excellence (COE))はフランス、パリのラ・インスティチュート・スーペリア・デ・アーツ・アプリケ(L’Institut Supérieur des Arts Appliqués (LISAA))にある。Toon Boomも新しい公認の代理店2店(CertiAdriaコピエ、マケドニア共和国とTangram Solutionsマドリード、スペイン)を発表した。これは、世界のアニメ教育とエコシステムの構築という私たちのミッションを持続する手助けとなるだろう。
Toon Boomのヨーロッパ拡大についてもっと読むthe blog
- Netflixが日本のアニメを揺さぶる
アメリカのストリーミング大手Netflixは30の新しいアニメプロジェクト(including 30 new anime projects.)を含む2018年の80億ドルのコンテンツ予算を発表した。これは日本のアニメスタジオのビジネスモデルに深刻な影響を与える。典型的にアニメーターはテレビ局からの厳しい予算によって周知のように低賃金長時間労働である。この十分な資金話で、Netflixはより多くの利益のマージンを提供でき、そしてそれが労働者の水準を持ち上げる手助けができる。
“The Hollywood Reporter”でNetflixがもたらす日本アニメの変化を見る
Source: Capcom.
- ハロウィン週末:なぜ私たちは怖いテレビゲームが好きなのか?
「レジデントイービル」から「サイレントヒル」までホラーゲームは数百万ドルの産業となっている。ちょうどハロウィンの時期に、「ローリングストーン」はゲーム発展や学術的な専門家に、これらの恐怖のタイトルの働きやなぜ私たちは恐怖を面白いと思うのかについて話した。オハイオ州立大学のコミュニケーションテクノロジー分野の助教授であるテレサ・リンチは、テレビゲームは進化心理学と合体してプレイヤーの体が実際の空間にいるかのような動きをさせ、映画よりも相互的になっていると指摘している。
“Rolling Stone”で全話に接続
- テレビゲームがカナダで30億ドルの産業に
アメリカや日本の陰でカナダは静かにテレビゲーム市場のハブになっている。テレビゲーム産業は国のGDPに30億ドルにまで昇り、472のスタジオが2万人の雇用を生み出している。プロジェクトの幅もインターナショナル(“Assassin’s Creed” by Ubisoft Montreal)からインディーズまで(“Cuphead” by Studio MDHR)多岐にわたる。革新的なソースから収益の60%を報告している会社とともにイノベーションによって大きく煽られている。
カナダのビデオ核心に興味があれば、“Betakit”に飛ぼう
どのトップアニメーションニュースが面白かったですか?私たちが取り上げ忘れているものはありませんでしたか?コメントをお願いします!